プラモ卒業への道

追い求める造形。

とにかくカッコいいもの。

43になった今でも、その根本は変わっていないと思う。

プラモデルとの出会いは小学生。かわちゃんの家で、彼が作ったギャンを見せてもらった。確かボールも。

それらはプラカラーでの塗装も施されていた。

自分にはない技術、と言うより、プラモデルやプラカラーと言う物を購入出来る彼の財力への驚きの方が正直大きかった。

その後はご想像の通り、プラモデルと言うものが当然に欲しくなり、かといって高いものは購入出来ないため、1/144のガンダムや、ジム、旧ザクなどで欲求を満たした。

かわちゃんはせっかく綺麗に作ったものを壊して遊ぶのが好きだ、と、当時は思っていたが、つまり彼はジオラマ的な知識を持ち合わせており、当時の私にはなかなかに理解出来なかった覚えがある。