いきなり一年とんだ。カッコいいを形に。は、やっぱり楽しい。
飲み会時に御披露目ってか、納品予定(締め切り)だったけど、台風の影響で延期。ラッキー。もう少し納得いくまでいじりたい。
なんかもうちょいなんだよね。
ってか、フレーム何処へ行った?ご注文の品はフレームだぞ。あれ?
フレームそっちのけで置き台作り。
締め切り考えると手抜きになりそうで怖い。
しかし重そう。
フレームがなんとなく出来てきたので、以前作りかけてた人形に乗せてみた。
まぁここまで作れば買う方も満足っしょ。
って、出来てもないのに自己完結。
締め切り間に合わないよね。確実に。
少し見えてきた。
じっくり見られるとつらいが、かけてもそこまで気にならない、かな。
ってか、レンズがボロボロ。
専用のスタンドも作ってみようかしら。
うーん・・・。
ひょんな事から眼鏡のフレームのデザイン(ってか修理)が舞い込んだ。
フレーム自体を作るのは難しいので、壊れた物を活用し、新たな価値を加えてみようと思う。
慌ててこねくりまわしてなんとか形にしようとすればする程深みにはまっていくとはまさにこの事!
元のスマートさは何処へやら。
自分の下手さにただただ呆れるばかり。
この時点で3体目に着手。逃げました。
改めてミュシャの素晴らしさに感動。こんな雰囲気が作りたい!
ってな訳で、金色のアルミ線でアールヌーボー的な曲線を組み合わせて、基本ラインを作った。
まずまずの滑り出し。これは2作目にしてかなりの作品に仕上がるのでは?と、自分に期待したのが、運のつき。
絶望はすぐソコまで来ていた。
なんだかんだで、ようやく見えてきた。
肩のパーツも完成。
胸に穴を開けてビー玉を埋め込み。この辺はエヴァの影響。溶けるから穴を開けるのも楽でいい。4ヶ月でこんなもんか。
とりあえずここらで2作目に取りかかってみる事に。
やっていくうちにどんどんイメージと離れていく様な感覚を覚えながら、徐々に整ってきた。手付かずは腕の部分。いいアイデアが浮かばず、針金むき出し状態。
顔面にはビーズを埋め込み。ロボ生命体的な感じ。頭頂部にも埋め込んだのだが削り落とした。ヘルメット被せるつもりだったから。こねくりまわしたお蔭で?色はゼブラからグレーへ。サーフェス吹いたみたいでちょっと気に入った。
肩のパーツを落として、ついでに頭も落とした。ひたすらこれでいいと言い聞かせながら。
グルーに出会う前の悶々としてた頃、ブラムのケイ素生物とか、オリジナルフィギュアを作ってる人の作品とかを見て、シンプルな物にパーツを合わせていく形を作ろうと考えていた。
肩や頭を落としたのはその為で、基礎体が出来たら作って合わせる計画で、イメージを形にしていた。
まぁ出来た所で、結局元の形に戻るだろうと思っていたが、意外に違う方向で整ってくる。
ってな訳で、まずは足から削り取り開始。
やってから少し後悔。いつもの事だか。
違うのでやればいいのに。
でも、後戻り出来ない状態に追い込まないと前だけに集中出来ないから、これでいいのだ。
と、自分に言い聞かす。
後ろ姿。
今思うと、これはこれで良かったと思う。
まぁその頃はもっとロボ的なフォルムを頭に描いていたので、どうしても生物的になってしまうこの子は不満足の対象だった。手なんか特にどうしようもない状態だったし。
ここまで作ってようやく、グルーは細かい造形には向かない事に気付いた。ってか出来ない。
でも、流動するこの素材を一番活かす方法も見つけた。
元々はっきりしたイメージもなく作り始めたので、何か形にならないかなと、黒も加えてみた。
結果この通り。
初にしてはまずまず。
始めの一歩だけに何も考えず、気の向くまま塗って直しての繰り返し。頭の造形をどうするか、一番悩ましい箇所。
ただ、この時点で、自分の想像以上に、思い描く形、質感にならない事に気づく。
これは、まずい。
ロボを目指していたのに、生物の側面が強い。無機質にならない。何よりグルーを針金に載せていくから、元のラインが死んでしまい、何だかよく分からない形になってしまった。
2016年初夏、被服の針金で人形を作ってみた。ある程度形になったのでさっそくグルーを塗ってみる。
あっという間にそれなりの姿が完成した。